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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】
[531]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/03/17(水) 01:03:10 ID:2QeLakXg
>>530
ダイヤのK「そうなるといいね」 JOKER「うんうん」 クラブのA「ククク……させるものか」
ダイヤ→沖合の無人島まで辿り着いた! 長時間ボートを漕いで最大ガッツ+50、せりあい+2
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大前「そーれっ! ほいっ! ほいっと!」
声を上げてリズムを取りながら、オールを漕ぐ大前。
せりあいに備えて筋力を鍛えた賜物か、ボートは波にも負けずスイスイと進む。
菱野「うわぁ……大前さん、すごいですっ!」
菱野も、二人っきりで海の上というシチュエーションのせいか、いつもよりはしゃいでいる。
そして、少女の歓声というものは、男の馬鹿な意地に火を点けるものだった。
大前「(へへへっ、菱野さんも喜んでるみたいだな。よーしっ、ここは一丁――)なぁ、菱野さん!」
オールを漕ぎながら声を出したので、自然と大声になる。
菱野「なんですの?」
大前「前に――俺から見たら後ろなんだけど――島みたいなのが見えるだろう?」
水平線近くに、ぽつんと見える黒い点。それを肩越しに確認して、聞いてみる。
菱野「はい。ちょっと大きいけど、人は住んでいなさそうですわ」
大前「じゃあ、ちょっとそこまで行ってみようか!」
菱野「――はい?」
菱野が小首を傾げた思った瞬間、大前は漕ぎ手に一層力を込めた。
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0ch BBS 2007-01-24