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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】


[57]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/08(月) 01:04:30 ID:H7Hq3SFY
>>56
乙ありがとうございます
そうですね。時間は全てを癒すと言いますし、みんなと関係を修復すれば、そんな場面もありえるでしょう
早くそうなるといいと思います

>>A.「一人の負傷交代でチーム力がガタ落ちになる現状は、よくないと思います」
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小豆沢「……痛いところを突くなあ」

大前「すいません。けど、これを正さないと同じことの繰り返しです。
ピッチに立つ以上、誰にも怪我を負う可能性はあります。その時に代わりを果たす人材がいないのは致命的です。
ウチのチームが少数精鋭で実力を維持しているのは知っていますが、それとチーム内で力の差があり過ぎることは別問題でしょう」

小豆沢「まったくもって、その通りだ。ミドルシュートを撃つ得点源。中盤のボールを運び手。ゲームメイカーに守備。
僕が一人でいくつもの役割を兼ねていたから、たかが一人の負傷交代だけでこの結果だ。
それを正せなかったのは……キャプテンとしての、僕のミスだ」

天井を仰ぎ、息を吐く。

小豆沢「早瀬にもよく言われたよ。『もっと俺たちを頼ってください。頼れないなら、はっきり言って目を覚まさせて下さい』、
ってね。アイツは、全国でボロ負けしたのが悔しかったのか、チームを強くしようと躍起だったからね。
僕も、言われるまでも無く現状は良くないとは感じていた。けれど――」

大前「……」

小豆沢「――直せなかったんだ。臆病だったから。もしそんなことを言って、みんなに嫌われたらどうしよう?
みんなは今の状態に満足しているのに、自分がそんなことを言ったら、チームの中で浮いてしまうんじゃないか? って」

信じられないほど弱気な言葉だった。
チームメイトを叱咤激励し、ここまで引っ張ってきた男の言葉とはとても思えない。


0ch BBS 2007-01-24