※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】


[778]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/21(日) 21:55:11 ID:E5N9hSP+
★輝林、衝撃(?)の過去→  ダイヤ4 =★
ダイヤ→「東邦です」 明確に敵意を垣間見せながら言った
------------------------------------------------------
輝林「――東邦です」

ぞっとするほど、冷たい声音だった。
普段から温かみなど見せるタイプではないが、この時の声色は、明白に一段と冷え切っているように思えた。

大前「あ、ああ。あのあらゆるスポーツで強豪って有名な東邦か。部活のために各地にスカウトを送りこんでるって有名な」

無難な相槌を打つのに、精一杯の大前。

輝林「それは、去年までのことです。今年に入ってからは、本当に酷い」

大前「? 酷いって……急に弱くなった、とか?」

輝林「逆です。強くなったんですよ。……手段を選ばずに」

ぼつぼつと、語り出した輝林。
彼の言うところによると、東邦学園の経営は今年から、(株)ヒューガーという新興の大企業にとって代わられたという。
それからというもの、特にサッカー部には並々ならぬテコ入れがされ、他校からの選手獲得もより貪欲になったという。
なんでもサッカー部の1年生選手が、若年ながらヒューガーの会長と学園の経営者も兼ねているという。全ては彼の仕業である。
東邦学園サッカー部は、瞬く間にその男の王国に変わった。

輝林「知ってますか? 転校生は、一定の期間を置かないと、学校の代表としてのスポーツ大会への参加は認められないんです。
元は高校野球なんかのルールなんですけど。……それも、ヒューガーが圧力をかけて、撤廃させたという話です。
各地から収奪した選手を、即戦力として起用するためにね。
……お陰で、僕も次の大会には、ここのサッカー部員として出られるんですけれど」

大前「……ル、ルールまで変えたって言うのか!?」

無茶苦茶な話である。


0ch BBS 2007-01-24