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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】


[956]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:46:17 ID:ok/448qo
口々に、飯地に対する非難を浴びせかけてくる。

やす子(……要するに、尻に火を着けに来たってわけかぁ。大会前にやる気を殺ぐようなことしてくれちゃって、まあ)

呆れ返って、思わず溜息を吐いてしまう。
それを見て飯地に堪えるものがあったと思ったか、居並ぶ面々は追及を強めた。

教育委員長「前任の方もそうだったが、やはり少年スポーツに女性指導者というのは、合わないものではないのかね?
アレも去年の全国では、酷い負け方をしたものだ」

PTA会長「ふんっ。男女がどうこうではなく、近頃のチャラチャラした小娘だからいけないのです。
ワタクシたちの世代だったら、たとえ女子と言えども毅然とした精神と品格を備えているものなのですよ?」

教頭「ま、まったくそのとおりです、ハイ」

ネチネチとした小言の嵐。元々気の長い方ではない飯地は、耐えかねて口を挟む。

やす子「それで、私にどうしろと言うんですか? 茶話会というわけでもないんですし、そろそろ本題に入ってください」

PTA会長「な、なんと無礼な物言いでしょう! これですから最近の娘たちは――」

校長「まあまあ、落ち着いてください会長。……飯地くん。これだけ言われれば、大体は分かるだろう?
我々はね、疑問を抱いているのだよ。君の監督としての手腕にね」

教育委員長「物分かりの悪いお嬢さんのために、単刀直入に言おう。今回の秋季地区大会、この成果次第で君の去就を決めるのだよ」

やす子「ははぁ。要するに、勝てなければクビだと」

呑気に返答する飯地。それを不快に感じたのか、PTA会長がピクリと眉を動かす。

PTA会長「なんですか、その気の抜けた返答は! あなたには成人としての自覚と品格は無いのですか!?」


0ch BBS 2007-01-24