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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】
[959]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/03/29(月) 07:49:59 ID:ok/448qo
〜秋季地区大会・当日〜
実況「波乱の県大会から三ヶ月、早くも今日から秋季地区大会が開催されます。
来年度のシード権、そしてひと夏を超え成長した選手たちのプライドを賭けた戦いが、今始まります!」
観客「今回はどこが勝つと思う?」「金成がいるから清栄じゃね?」「鳴紋は小豆沢が抜けちまったしな……」
「へっへっへっ、氷潤は今回、相当調子が良いらしいぜ?」「お前、夏にも似たようなこと言ってなかった?」「なにィ!?」
常ならば鳴紋優勢のムードで染まるはずの観客席は、だが今回は混沌とした様相を呈していた。
三年間鳴紋中の常勝街道を支えてきた絶対的エース・小豆沢の引退。
その一事が、鳴紋サポーターの顔に暗い影を落としている。
逆に意気上がるのが清栄学園への応援である。
清栄応援団「勝ってー! 勝ってー! 清・栄っ!」「負けるな負けるな、清・栄っ!」「最強! 無敵! 清・栄っ!」
観客「だーっ! アイツらの応援、うるせー!!」「向こうさんは元気だなー」「あっちには不動のエースがいるからな」
「金成が、言うなれば清栄版小豆沢か」「今までの三年間とは逆のパターン、か……」「鳴紋にも金成みたいな1年生がいればなあ」
入場する選手団に万雷の喝采を送る清栄応援団。その歓呼を浴びる選手たちは、一様に満足そうな笑みを浮かべる。
清栄新キャプテン「へへへ……優勝が決まってると思うと、応援も心地よく聞こえるもんだな」
清栄選手A「ホントホント。これまでは『また小豆沢とやるのか』って、暗い気持ちになったもんだけどよ」
清栄選手B「あの野郎はもう引退だからな。これからは俺たちの時代だぜ!」
口々に盛り上がる選手たち。だが、その活気の原動力であるはずの1年生エース・金成は、苛立たしそうに眉間にしわを寄せている。
金成(ちっ、たかが県内の大会でデレデレしやがって……。8月に全国でどれだけ無様を晒したか、忘れたのか?
……やはり、今の2年生主力のチームでは駄目だ。幸い、1年の中には俺と同じく本気で全国を目指すヤツが何人かいる。
来年までにそいつらを引き立てて、チームの主力に押し上げねえと――)
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0ch BBS 2007-01-24