※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】


[160]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 19:21:30 ID:???
お前の空手を見せてやれ→  ハート10
>ハート・スペード→分かりました…まだ未完成ですが、『あの技』を使わせていただきます!

日向が若島津が全日本Jrユースで控えの第3キーパーに落ちぶれても
こうして側においているのは下手な温情からではない。
小さい頃からGKとして英才教育を受けている若林。
そしてある日突然人が変わったかのように頭角と存在感を現した森崎。
若島津が彼らに劣る部分は数多い。しかし、その差はたぶんに成長できるこの時期の少年たちにとっては小さな差でもある。

強敵がひしめいているメキシコへの遠征に、自分のパートナーとして連れてきたのは
彼の成長を思っているためだ。ヒューガーの技術を投資しサイボーグ化した彼が
若林と森崎を超え、将来自分の片腕として全日本代表を支えていく。
それが日向の理想であり、願いでもある。

若島津「(日向さんの期待に応えられない自分が腹ただしい…だが、俺にだって『秘策』がある)」

モンテレーユース。遠征先で最も対戦回数の多い相手だった。
そのチームに一人のドイツ人のFWがいた。彼はサイドからの変化に富んだ必殺シュートを武器にしている。
彼との初対戦時、面白いように自軍のゴールネットを揺らされた。
そのときも、今と同様に日向の怒りにも似た激を受け取ったのである。

若島津「(テオドール=カペロマン…奴への対策として密かに鍛えてきた技だったが…もう出し渋って入られない!)」

決意したかのように拳を握ると、日向を睨み返して若島津は言った。

若島津「分かりました…まだ未完成ですが、『あの技』を使わせていただきます」

日向「ふん、例の『アレ』か。いいか若島津。点を取るだけなら俺がいくらでもとってやれる。
   だが、点を防ぐことができるのはお前の力を借りねばどうにもならん。
   ……俺の期待を裏切るような真似だけはするんじゃないぞ」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24