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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】
[198]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/03/18(木) 22:52:29 ID:???
腕の筋肉の疲労がじわじわと体全体へと広がってゆく。
もうこのシュートを押さえ込む余力が森崎の体には一滴も残っていなかった。
楽になりたいと、脳が命令を出す。森崎の体がゆっくりと傾き、ゴールの中へと向かってゆく。
ガシィッ!
『お前が弱くて勝てないのなら、俺が支えてやる』
森崎「!?」
誰かが、傾く森崎の体を押し戻した。
『お前がこの世界で学んだことだろ?王子に、姫に。そして……』
『『『『『俺たちにな!!!』』』』』
森崎は不思議な感覚に包まれる。何か大きな力に背中を支えられている気がするのだ。
自分の後ろは新しく張り替えられたゴールネットのはずなのに。
森崎「………え?う、嘘だろ?ま、まさか…この声…」
『お前が王子に言ったこと。ソレは、お前自信にも当てはめても良いんだ』
『だから独りにならないで。君だって誰かをもっと頼ったって良いんだよ』
『お前が誰かを支えてきたように。今度は皆がお前を支えてくれるはずだ』
『もっと心を開いて。皆の思いを受け入れて。今のお前にはその資格が十分にある』
『お前が俺達のことをどう思っているかなんて知らないさ。でも、俺たちは…』
『『『『『今のお前に感謝している』』』』』
森崎「ぐ………うあああああああああっ!!!!」
ガ ゴ ギ ィ ッ ! ! ! ! !
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0ch BBS 2007-01-24