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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】
[622]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/04/04(日) 00:05:13 ID:???
あくまで淡々と、感情の篭っていない言葉を返され、ますますジオルの顔は怒りに染まっていく。
ジオル「そんなことは分かっておるわ!だが今一番危険なのは奴らに祖国を奪還されること!
このグラ国を突破されてしまえば……アリティアは完全に蘇ってしまう!
メディウス閣下が最も恐れることは何かお忘れか!」
カミュ「…英雄アンリの再来、か」
約100年程前。辺境の開拓都市アリティアのたった一人の青年の力により、ドルーア帝国、メディウスは一度滅ぼされた。
メディウスを退け、神剣ファルシオンに選ばれた伝説の勇者こそ、マルスの祖先である英雄アンリなのである。
ミシェイル「……何をおっしゃるやら。既に神剣ファルシオンはドルーアの司祭ガーネフ殿に預けておいているのだろう?」
ジオル「……ぐ、そ、それは……」
カミュ「マルス王子…僅かな兵のみでタリスで挙兵をし、この短期間で没落寸前のアカネイアを救った救国の英雄。
若干16歳と聞くが、なかなかの猛将のようだな。アンリの再来と呼ばれることもあるらしい。だが……」
ミシェイル「神剣ファルシオンが無い限り、メディウス閣下を倒せるものは存在しない。
ならば、後は精々これ以上士気を上げられぬようにここで時間稼ぎに精を出すのが懸命では?」
ジオル「だ、だが!今のグラの国力では素通しもよいところだ!だからこうして援軍の要請を……」
ミシェイル「……ですから、天馬騎士をこうして派遣したのでしょう。これが我がマケドニアができる最大限の譲歩ですよ」
ジオル「む…ぐぐ…(前王を暗殺して実権を握ったという野心の塊め…貴様の中ではグラ国など時間稼ぎの駒というわけか…!)」
悔しさで顔をゆがめるジオル。そんな彼を前にしてカミュはしばらく考えていたが、やがて決心したように前に歩み出る。
カミュ「ジオル閣下。我々グルニアの戦況もあまり芳しくはありません。しかし、この最新鋭の戦車隊を置いてゆきます。
ギガッシュ、ベック。ジオル閣下をお守りしてくれ」
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0ch BBS 2007-01-24