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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】


[629]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:24:35 ID:???
ジューコフ「はっ。了解いたしました。……カダインの青二才の魔導士どもだけでは流石に辛いでしょうしなぁ」

ミシェイル「……ふっ、そうかもな。話は変わるが、ディール要塞の件は、面倒ごとを押し付けてすまなかったな」

ジューコフ「いえ。これも全てはミシェイルどののお考えあってこそ。あのアカネイア同盟軍の力を利用して
      ドルーアとの不利な条約をうまく掻い潜り、マリア王女を開放できたのですから」

満足げに頷くジューコフと、それを見て不敵に笑うミシェイル。

ミシェイル「(くくっ…ミネルバよ。貴様は所詮このミシェイルの手の中で踊っているに過ぎない。
      そのまま順調にドルーアの権力を削り、我々の動きの制約を取り除いてゆくのだ)」

マケドニアとドルーアの同盟関係は決して平等なものではなかった。その原因は先王であるミシェイルの父親が
最後の最後までドルーアとの同盟を結びはしないと必死に抵抗を続けていたからである。
多くの根回しと策略の果てに、ミシェイル率いるマケドニア軍はようやくドルーア帝国と対等に話をつけられる存在へとなっていたのだ。

ミシェイル「(先日のパレスでの敗北で、ようやく奴らも俺たちの力無くしては勝利などありえぬと悟ったようだしな。あとは……)」

ミシェイルは司祭ヒムラーと話をしているカミュの方へと視線を向ける。

カミュ「そうか。それではヒムラー司祭はグルニア本国へ?」

ヒムラー「うむ…さすがに寄る年波には勝てそうにないからのう。
     せめてこのヒムラーの最後の決戦は故郷でと言う願いが上に通ったのじゃよ」

カミュ「あなたは本来ならば、王の側近として国の未来を支えていく人物だった……
    どうか希望を捨てずに。あなたはグルニアの後継者を育てていくという使命があるのですから」

ヒムラー「ほっほっほ…まさかあの高名なカミュ将軍にそこまで期待の言葉をかけてもらえるとは、ありがたやありがたや…
     それでは、この魔道書を預かっておいてはくれませんかのう?」


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0ch BBS 2007-01-24