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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】
[630]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/04/06(火) 20:26:27 ID:???
カミュ「………これは、『トロンの書』?ヒムラー司祭、あなたの最も得意とする呪文の書では?」
ヒムラー「カミュ殿。先ほどあなたはグルニアの後継者を育てると言っておったな。ならば…この意味が分かるはずじゃて」
カミュ「(ヒムラー殿……あなたは、まさか)」
ヒムラー「(カミュ殿。残念じゃが、今のグルニアの国は腐りきっておる。あの国の中ではたとえ将来有望な若者が生まれようとも
その力の芽を伸ばすことも出来ずに彼果てさせてしまうじゃろう。
そうならぬために…グルニアは一度生まれ変わらなければいかんのじゃ)」
カミュ「…………」
国を憂い、思うがための彼の意志を汲み取ったカミュは、静かにヒムラーから『トロンの書』を受け取った。
ミシェイル「話は済んだか?カミュ将軍。実は、貴殿にも一度カダインに来て欲しいと通達があったのだが……」
カミュ「…いや、私は少しこの村に残ってやらなければならないことができた。
先にベルフ達を先行させる。私も後でカダインへと赴こう」
ミシェイル「分かった。貴殿とこうして肩を並べて戦える機会ができたのは俺も嬉しくてな。
なにせ『大陸最強』の力を間近で見ることができるのだからな。貴殿の到着、心待ちにしているぞ」
優雅で不敵な笑みは崩さず、しかしその表情はどこか無邪気な子供を思わせるような朗らかさであった。
ミシェイル「(グルニアのカミュ将軍。この男の力さえあれば……俺の野望は成就されたも同然だ)」
こうして、グラの民家にカミュだけを残し、
ミシェイル、ジューコフ、ベルフ、ライデン、ロベルトはカダインへ、
ヒムラーはグルニアへと進路を取った。
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0ch BBS 2007-01-24