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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】


[707]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/09(金) 20:41:34 ID:???
ミディア「貴女方は…グラの援護に攻めてきたマケドニアの天馬騎士団では無いのですか?」

降りてきた天馬騎士たちに、不審な行動の真意を森崎とミディアは怪訝な顔で問い詰めた。
二人の問いにも優雅な笑顔を崩さず、まるでお茶を囲んで談笑しているかのような朗らかな表情でパオラは口を開く。

パオラ「初めまして。私、マケドニア天馬白騎士団隊長のパオラと申します。
    アカネイア軍と同盟を結んだミネルバ様を、このグラの地でお待ちしておりました」

カチュア「同じく白騎士団のカチュアと申します。ディール要塞でマリア様を、そしてミネルバ様をお救いいただき心から感謝しております。
     いま、マケドニアはミネルバ様を支持する派閥と、現王であるミシェイル殿下を支持する派閥に分かれています。
     ドルーアの支配力が薄れ、ほぼ自由に動けるようになった今、こうしてアカネイア同盟軍に合流を図ったところなのです」

どうやら二人はミネルバの言伝で、左遷先であるグラにいずれ訪れるであろうアカネイア同盟軍を
ミシェイルがグラに派遣している天馬騎士団と偽って、待ちつづけろと指示を受けていたらしい。
そして今、ようやくこうしてミネルバの部下としてアカネイア同盟軍に合流できたということである。

カチュア「ミシェイル殿下が派遣した部隊はもうまもなく攻撃開始するようです。
     私たちは彼らに偵察隊と偽ってここまで来たのですが…どうやら少しばかり早く着きすぎたみたいですね」

パオラ「カチュアはせっかちさんだから…小さな頃から本当、落ち着きが無いというかあわてんぼうというか…」

可愛い妹を慈しむように、くすくす笑うパオラに、カチュアは顔を真っ赤にして反論する。

カチュア「うぐぐ…姉さん!今はそんなこと言わなくてもいいでしょ!
     と、とにかく。ミネルバ様、もしくはマルス王子と一度謁見をしたいのですが、お見通し願えますか?」

ミディア「ミネルバ将軍の…直属の部下、ですか。森崎君、どうします?私は……彼女たちならば信用できると思いますが」

同じ女性騎士だからなのか、ミネルバの部下だからなのか。ミディアは渋々ながらもパオラとカチュアのことは信用しているようだ。

森崎「(どうしよう。ミディアさんもこう言っているようだし、通しても問題ないかな?それとも……)」


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0ch BBS 2007-01-24