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【信仰は】キャプテン霧雨45【胃の平和のために】


[233]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/03/20(土) 21:12:30 ID:???
魔理沙「(……………)行くぜ、もう1発。
     今度もきちんと見てろよ…行くぜ、ダブルスパークだぁッ!!!」

大きく足を振り上げ、出し惜しみすることなくボールへとその破壊力をぶつける。
空気を切り裂き、轟音を響かせ、再び魔理沙のシュートがゴールへと突き刺さる。
その後は、今度は説明もなく無言。
ぬえも言葉を発することなく、静かに思考の海に沈む。
……出来ないことはないはずだ。マスタースパークを見様見真似で成功させた時と同じ。
いや、魔理沙本人による解説付きな分、それよりも遥かに楽なはずだ。

ぬえ「(……………ニセスパークなんかじゃないっ…!)」

転がっていたボールを拾い、足元に乱暴に置く。
ゆっくりと助走距離を取り、八卦炉で本来得ている力を彼女自身から絞り出すために、息を整える。
あの憎きGKを吹き飛ばしてやる、と怒りを込めて走り出そうとした瞬間、横から声が掛かる。

魔理沙「力みすぎだ。それじゃ、枠外に吹っ飛ぶ。試してみようってその心がけは悪くないがな。
     …………まぁ、もう1発ほど私のシュートを見てからでいいんじゃないか?」

転がっていたボールの一つを拾い、ゆっくりと足元に置く。
助走距離を取り、止まったぬえと横並びの位置まで下がる。

魔理沙「行くぜ!これが私の必殺の魔砲………………!………マスタースパークだぜ!!!」

ぬえ「……えっ?」

ドッガアアアアアアッ!!!

そして魔理沙が放つは、ぬえの予想したシュートとは別のもの。
発展型のダブルスパークではなく……ぬえも既に扱える、恋の魔砲。
ダブルスパークに劣る威力だが、それでも驚異的な伸びを見せ、ゴールを打ち砕く。


0ch BBS 2007-01-24