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【光速男と】ラインライダー滝第七話【鈍足野郎共】


[387]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/04/02(金) 22:43:44 ID:???

 その後もしばらく海底探索をしていた滝だったが、結局他にめぼしいものも見つからなかったので撤退。
残りの時間は他の面々と一緒に遊泳やら競泳やらをして目一杯海水浴を満喫するのだった。
 気づけば日も沈みかけ、一行は帰宅をする流れとなった。
 そして海に沈んでいく夕陽を眺めながら、ユリ子が笑顔で口を開いた。

ユリ子「こんなに楽しかったのは久しぶり! 滝達、それと……茂、今日はありがと」

茂「別に俺は何もしてねえよ。礼なら滝達にだけ言えばいいだろ」

ユリ子「でも最初に私の我儘を聞いてくれたのは茂でしょ。だから、ね」

茂「ったく、ブラックサタン……だけじゃねえな。悪の組織片っ端からブッ潰して平和になったら、毎日海でもどこでも付き合ってやる。
  だからこんな程度で礼なんていらねえよ。尻が痒くならぁ」

 右手で頬を掻きながらそう言う茂を見、ユリ子はクスクスと微笑みながら残った左手に腕を絡ませる。

茂「お、おい!? 何してんだよ!」

ユリ子「男ならこれくらいでガタガタ言わない! それじゃあ皆、またね!」

 ユリ子の突然の行動に慌てる茂を引っ張りながら、ユリ子は海岸を後にしていった。


0ch BBS 2007-01-24