【燃える虫姫】幻想のポイズン30【焦る秋神】

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[182]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/03/22(月) 21:23:26 ID:???
＞Ｄ「今の俺はマンツーマンされたら終わりの、ただの砲台だ。
＞　　キックオフシュートなんて、ほかに手がないからの苦肉の策なんだよ。
＞　　何でもこなせるスーパースターとは言わないけど、
＞　　せめて自分でシュートができる形を作れるくらいじゃないと、
＞　　とてもじゃないけどエースストライカーとは名乗れないよ」
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反町のシュート力が高いというのは、既に周知の事実。
当然反町もそれは知っている事ではあるが……。
しかしながら、反町はそれでも自身がエースストライカーであるとは言わない。
何故ならば、今の反町は先ほど言ったようにあくまで誰かの助けがあって始めてシュートが打てる選手。
ここ最近ドリブルなどを鍛えてはいるものの、それもまだまだ完璧とは言いがたく。
名無し程度ならば抜けるものの、一線級の選手に通用するかと言われれば疑問である。

反町「だけど、リグルは違う。　リグルは攻撃の手数があるんだ」

高いボール、低いボールにも対処が出来るリグルキック。
(反町の知る範囲では)やや威力は低いもののガッツ消費率が低い地上シュート。
更にはまだまだ実戦で通用するかは疑問視されるが、成長に期待の出来るドリブル突破能力。
そして、ゴール前での混戦にも負けない強靭な上半身のフィジカルがある。
そういう意味では、反町以上にエースストライカーに近いと言っても過言では無い。

リグル「そ、そうなの！？」
反町「うん……ただ、俺もお前もまだまだ幻想郷トップレベルとは言い難いと思う。
　　　さっきも言ったけど、リグルのドリブルはまだまだ通用するとは言えないだろうし……。
　　　俺はマークをつけられたら終わってしまうからな」
リグル「そうかあ……」

反町の理詰めの言葉に、思わずリグルは目を輝かせて問い返すも……。
反町はあくまでもまだまだお互い実力は不足していると諌める。
リグルはその瞬間、再びしょぼりと肩を落とすも……。
どうやら、反町が自分をエースだと言ってくれていた事。
そして、ポストプレイがあるじゃないかと慰めた事についてやや疑心を払拭させつつあるようだった。

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0ch BBS 2007-01-24