※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【燃える虫姫】幻想のポイズン30【焦る秋神】


[263]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/23(火) 19:38:09 ID:???
反町の背中がすぐそこに見える為か、疲れた様子を見せながらも決してペースを落とさずヒューイは走り。
リリーBもまた、次の大会でこそ必ず使われるようにと野心を燃やしながら懸命に走り続ける。
そして、そらにその後ろに連なるようにしているのは穣子とリグル。
サンタナ、メディスン、リリーWに……静葉という一団である。

穣子(今の私のスタミナは妖精達にすら劣る……! くそっ、せめて置いて行かれないようにしないと……!)
リグル(今のままじゃシュートを打ってもすぐ疲れちゃう。 もっともっと体力つけないとなー)
サンタナ(うー、チルノは今日はいないのよねー。 だったらそんなに頑張る意味無いなー)
メディスン(私の一番の弱点はスタミナなのよね……。 どうにかしないと……!)
リリーW(うわー、ブラック凄く早いですよー。 私も負けてられないですよー)
静葉(はぁっ、はぁっ……ああ、みんな私よりも早いのね……)

この一団の順位というものは結局、練習が終了する頃まで変わる事はなく。
一同はそのまま正午まで走りに走りに走り抜き……。
反町が先頭でランニングの終了を告げると同時、その場に倒れこんで荒く息を吐きつつ。
なんとかお疲れ様でしたと挨拶をしてから、それぞれ家へ帰るなり外へ遊びに行くなりをするのだが……。

反町(ん?)

そんな一団を見て、さて、自分はこれからどうしたものかなと考えていた反町だったが……。
しかし、不意に目に映ったのはコートからまるで動こうとしないリグルと穣子の二人である。
二人とも、肩で息をしながらもベンチに座って呼吸が落ち着くのを待っている様子であり……。
そんな二人の足元にはボールが転がっている。

反町(もしかして練習でもするつもりか? オーバーペースにならないといいけど……。
   さて、それはともかく俺はどうしようかな?
   穣子がここにいるって事は、家にはちゃんと昼食の用意が予めされてるって事だろうけど……うーん)


0ch BBS 2007-01-24