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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】


[126]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 12:06:20 ID:???
ヘルナンデス「(これは…11番へのパスか!)」

このトリックプレイに対してもヘルナンデスは冷静だった。
正確に相手の意図を読み取り、新田の飛び込みにドッシリと備えたのである。
逆に新田の反応が遅れていた。ここがヘルナンデスと新田の経験の差である。

新田「す、スルーだって!?」

これまで攻撃はパターン化されてきた。
ブンナークへの高い浮き球、あるいは新田への低い浮き球…FWは来たボールを撃つのみである。
それゆえ新田は三杉のセンタリングを見た瞬間、ブンナークへのパスと思い込んだ。
そしてパスの軌道やボールにかけられた回転を観察する事を怠ってしまったのだ。

新田「く、くそっ!間に合え!(何やってるんだ俺は!)」

三杉「甘いぞ新田、今の反応はストライカー失格だ。」

三杉は新田の焦りをしっかり読み取っていた。
このパスは三杉から新田への喝を与えるパスだったのだ。

1点は欲しかった。
だが、新田の成長…チームの成長を三杉はそれ以上に欲っしたのだ。


0ch BBS 2007-01-24