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1- レス

【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】


[706]キャプテン三杉:2010/05/06(木) 20:02:14 ID:???
一方中山は、この絶望的な状況に置かれて尚も燃え上がってくる魂の奮えを感じていた。

中山「(全く未知の戦術、悪魔のように猛威を奮うWG、死神のようにチャンスを刈り取るCB・・・
ラムカーネが抜かれた、バンビーノが・・・三杉が止められ、アーリークロスも封じられた。
そして自分達の常識を覆し続ける敵の作戦に、みんなの戦意は折られかけている。
勝利の女神は俺達に“負けろ”って言っているんだ、間違いない。 でも・・・)」

クス・・・
中山の口から笑みがこぼれた。

中山「(そうはいくか!)」

中山は素直に敗北してやるつもりはなかった。いや、負けるつもりはなかった。
この状況でも彼はチームの勝利を一片も疑っていなかったのである。
そして彼は身体の筋力を限界まで使い、週発力を爆発させた。
まるで森崎のがんばりセービングのように。

ズダダダダダ!!!!!!

中山「(動くこと雷霆(らいてい)の如し!)」

イスラスのダイビングオーバーは、誰が見ても、理屈の上でも世界レベルのシュートだった。
にも関わらず、目にも止まらぬ一瞬を超え、白きボールは中山の足に収まっていた。

観客「え、ボールは?」「あのDFが持っている・・・」「ブロック成功したのか!?」

スタジアムの誰もそれを見切れず、ざわめきだけが残る。
動くことで雷の如く四方を震撼させる・・・まさに雷霆(らいてい)の如しであった。


0ch BBS 2007-01-24