※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[986]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/05/17(月) 17:44:34 ID:???
ヘルナンデスにとって国際大会は苦い思い出しかなかった。
フランス国際Jrユースでの歴史的予選敗退…今でも鮮明に思い出せる屈辱の記憶である。
大会の後、何よりも勝敗を重んじる国民達は、ヘルナンデスを戦犯として責め立てた。
この代のアズーリは恥知らずだ、黄金はメッキだった、カテナチオは失われた、と…
しかしヘルナンデスは堪えた…一片の言い訳もせず、その評価を受け入れたのだ。
ヘルナンデスは、この評価を覆すのに言葉は無力であると知っていた。
そして、恥辱を叩き返すのは正しい場でなければいけない事を知っていた。
そして、その場は来年遂に訪れるのだ。
ワールドトーナメント…ヘルナンデスはその大会の為に牙を磨き続けていた。
ヘルナンデス「ふう…いけないな、また入れ込んでしまっている。
GKは常に冷静に、中庸に…そう決めているんだが…。」
ヘルナンデスは頭を振って試合に目を戻す。
ローマの選手がまたもパスカットを決めるシーンだった。
このローマに対しても、ヘルナンデスは何となく対抗できる予感がしていた。
ヘルナンデス「どんな魔法を使ったかは判らないが、ローマの選手達は相手の動きを高確率で
読んでくる。しかし、個々の技術はそこまで圧倒的には見えない…それならば、相手の読みを
上回るドリブルで突破してしまえば良い…シンゴならそれが可能な筈だ、なにしろ…」
クス…
思い出し笑いが漏れた。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24