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【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】


[192]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/03(土) 23:13:18 ID:UdcP6MpU
中山「いや、これでやっと10-9だ。まだ俺が1戦負け越してるな」

激しい練習の中でも性格にカウントしていた中山がきっちりと訂正する。
呼吸が荒いのは彼も同じだが、やはりブランクが長かったせいか森崎に比べてやや疲労の色が濃い。

森崎「そうか。しかし追いつかれるのも時間の問題かもしれんな。
   どうだ、そろそろこの辺りで終わりに……する訳がないか」

言い終わる前にボールを取りに走って行く中山の後ろ姿を見ながら、森崎は軽く首を横に振る。

森崎「(まぁ良い、午前中は満足に練習ができなかったからな……ここで気合入れて取り戻すか)……よし!」

中山「……何だ、いきなり?」

ボールを抱えて帰ってきた中山が訝しげな表情を浮かべる。

森崎「気合を入れなおしただけだ。さぁ、再開するぞ。ここから一気に突き放してやるぜ!」

中山「……いや、こっちもようやく勘を取り戻してきたところだ。悪いけど、ここから先は森崎の勝ちは無いぞ?」

森崎「抜かせ! ……来い!」

中山「おう!」

シュバ! ダダダダダダダダッ! ズバァァァッ!!

短い会話の応酬の後、再びボールを巡って激しくぶつかり合う森崎と中山。

結局、このふたりの練習は全員の練習が終了した後、咲夜が止めに来るまで続いたと言う……。



0ch BBS 2007-01-24