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【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】


[19]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/24(水) 01:50:29 ID:4TwDVP2I
一体天蓋付きのベッドなんていつ運んだんだとか、カーテンまで赤いチェック柄なのは何の冗談なのだとか、
そもそも室内に向日葵の鉢植えはあり得ないとか、突っ込むべきところは山ほどあったが……
森崎が何よりも驚いたのは、別途に腰掛けている部屋の主の服装だった。

幽香「……言いたいことがあるなら言いなさいよ」

森崎「い、いや……なんでもない」

どこかに座る場所はないかと探しながら、森崎は横目で幽香の様子を観察する。

やや眠そうな目で座っている幽香が着ているのは、無地ではあるものの何処と無くファンシーなピンクのネグリジェ。
袖口やスカートの裾にヒラヒラのフリルがついた薄手のそれが、湯上りで上気した幽香の肌をゆったりと柔らかく包んでいる。
彼女の趣味なのか肩や胸元の露出度はそこまで高くは無いが、それでも森崎の目を奪うのには十分だった。

森崎「(中里が風呂を覗きたくなる気持ちも判る気がするな……)」

少女趣味な服装に反して、幽香はフォーレスツの誰もが羨むほどの完璧なボディラインの持ち主である。
普通ならば絶対に似合わないはずのアンバランスな取り合わせ。しかし、何故か森崎は目の前の光景に対して違和感を覚えることは無かった。

幽香「座るならそこよ。お茶はポットに入っている分しかないわ。欲しかったら自分で入れなさい」

部屋の中ほどにあるテーブルを指さしながら、片手でネグリジェとお揃いの色のナイトキャップをかぶり直す。
幽香が動く度に薄い布が僅かに引き攣れ、その部分だけ体のラインが顕になってゆく。

確かにその様子は扇情的ではあるが、いつまでも幽香を見ていても仕方がない。
森崎は勧められた椅子に腰を降ろすと、早速本題に入ることにした。



0ch BBS 2007-01-24