【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】

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[407]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/04/15(木) 00:28:07 ID:yWT1/mFY
森崎「ん？　……いや、すまん。別に理由があって呼び止めた訳じゃないんだが……急いでたのなら悪かったな」

咲夜「……そう、それじゃあ私は行くから。用があるのなら夜にでも聞くわ」

それだけを言い残すと咲夜は再び前を向き、急ぎ足で歩いてゆく。

森崎「（何をそんなに急いでるんだ？　……まぁ良い、俺も紅魔館に急ぐか）」

ざくざく、ざくざくと早足で歩を進める二人。

……ざくざく、ざくざく。

……そのまま十分ほどは過ぎただろうか。

相変わらず二人は常に5ｍ程の距離を保ったまま並んで歩いていた。
二人の間の距離は伸びも縮みもせず、またどちらかが道を逸れる様子もない。

……その状況に、先に痺れを切らしたのは咲夜だった。

咲夜「……ちょっと、ついてこないでくれる？」

森崎「いや、俺もこっちに用事があるんだが……もしかしてお前も紅魔館か？」

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0ch BBS 2007-01-24