【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[423]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/04/17(土) 00:23:50 ID:o24Sfuv6

咲夜の後ろに続いて早足で森を抜け、湖に掛かった橋を渡る。

……紅魔館まであとほんの数百メートル程度という地点まで来た時、森崎はあることに気づいた。

森崎「（アイツ、俺が紅魔館に行くって言ったら嫌な顔して、その後に美鈴と会う為だって言ったらほっとしてたよな……。
　　　別に俺が誰と会おうがアイツには関係無……いや、あるのか？
　　　咲夜の紅魔館での用事っていったら、当然レミリアに会うことだよな。昨日は随分と気にしてたし……
　　　……って、なるほどな。そういう事か……）」

納得した、と内心で頷く森崎。

おそらく、咲夜は森崎の目的もレミリアに会うことだと勘違いしていたのだ。

一昨日昨日と練習漬けだったため、咲夜にとっても久しぶりの紅魔館。そこに加えて昨日の凶報である。
レミリアに会う機会をずっと望んでいた彼女にとっては、確かに森崎などただの邪魔者でしか無いだろう。

森崎「（ふむ、レミリアからも少し話を聞きたくはあったんだが……そういう事なら今日は空気を読んでおくか？）」

咲夜「考え事をするのも良いけど。……ほら、そろそろ着くわよ」

森崎「ん？　……ああ」

思考の世界から引き戻された森崎が顔を上げると、いつの間にか紅魔館の正門が目と鼻の先にまで迫っていた。

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0ch BBS 2007-01-24