【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】

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[446]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/04/18(日) 14:40:24 ID:LzwExebs
美鈴の確認に森崎がとりあえず頷く。

咲夜はそんな二人の様子を見て、もうこれ以上自分がここに居る必要は無いと判断したのか、
二人の横をすっと通り過ぎて大きな正門をくぐる。

咲夜「それじゃあ私はもう行くから、後は勝手になさい。部屋に通すときは門番の代理を立てるのを忘れずにね」

美鈴「あ……はい！」

咲夜は最後にそれだけを言い残すと、館の入り口に続く広い庭へと消えていった。

後に残されたのはそれを視線で見送る美鈴と森崎の二人のみ。

美鈴「えっと……とりあえず、部屋にお通ししましょうか？　ここで立ち話というのも失礼ですし……」

森崎「いや、別に構わないぞ。茶を飲みに来たわけじゃないし、代わりに立たされる奴も可哀相だしな」

おずおずと切り出した美鈴の提案を、森崎はやんわりと断った。

幸いにして、今日は雲ひとつない良い日和である。
外で立ち話をしても何ら不都合はないどころか、春特有のじわじわ暖かい日差しが心地よいくらいであった。

前次写

0ch BBS 2007-01-24