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【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】
[485]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/04/21(水) 23:26:27 ID:kBPzdi/A
美鈴「いやぁ、流石に今朝はもうちょっとマシになってましたよ。それでも犯人さんの命は保証出来ませんけど」
苦笑しながら答える美鈴。聞くところによると現在、紅魔館のメイド達の大部分は犯人捜索に駆り出されているらしい。
もっとも門番の美鈴にはあまり関係はなく、相変わらずの平常業務だそうであるが。
美鈴「……ある意味、幻想郷で一番怒らせちゃいけない人ですからねお嬢様は。
気に入らない相手には本当に容赦しませんから。森崎さんが初めて紅魔館に来た時、お嬢様に物凄い啖呵切ってましたよね?
あれも相当危なかったんですよ。お嬢様の機嫌が悪い時なら、何も言わずに殺されてても不思議じゃなかったですから」
遠い目をして語る美鈴。ほんの3週間程前のことであるが、既に随分昔のことにすら思える。
森崎「……いや、アレはお前が危なかったからだぞ。あの時のお前、見るからにボロボロだったしな」
美鈴「へ? い、いえ、そのお気持ちは嬉しかったんですが……ほら、私ってこう見えても妖怪で、体だけは丈夫ですから。
あの程度じゃ怪我のうちに入らないというか……勿論痛いのは痛いですけど、一晩経てば傷も殆ど消えますし」
そう言って、右腕を曲げて力こぶをぐっと作って見せる美鈴。
言葉の割にはあまり盛り上がらない……というか、そもそも体の頑丈さをアピールする仕草ではない。
美鈴「……ごほん。とにかく、今の紅魔館はそんな状態ですね。
森崎さんも、怪しい人を見つけて紅魔館に連れてきたら、お嬢様に喜ばれるかもしれませんよ」
森崎「あ、ああ……(でも、もし俺が連れてきた奴が犯人だったら、殺人事件の共犯……だよなぁ?)」
美鈴の言葉に曖昧に頷く森崎。
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0ch BBS 2007-01-24