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【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】


[916]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/05/12(水) 00:03:35 ID:sBMiltl6
魔界人三「痛っ……」

魔界人十「くっ、気違いに刃物とは言うけど……」

フィールド上で顔を顰める魔界人が二人。幽香の正面突破が残した爪痕は、何も得点だけでは無かった。

怪我。通常ならば、結界で守られたフィールド上で選手が怪我を負うことはまず無い。
圧倒的な破壊力を持つ者にぶつかるか、力のある者が悪意を持って結界を中和しない限りは。

ユキ「怪我してるわね……幸い、軽傷で済んでるけど」

神綺「どうしよう……控えの子達なんて居ないし……」

勿論、魔界神たる神綺の力は幽香にも決して劣らない。呪文一つで彼女たちの傷を消し去ることなど、本来なら造作も無いのだ。
だが、結界の中での魔法行使は魔力の消耗を大きくする。状況を鑑みれば、ここで神綺が僅かでも消耗するのは賢明では無かった。

魔界人三「だ、大丈夫です、神綺様! この位どうってことありません」

魔界人十「……私たちを治したせいで試合に負けちゃったりしたら、あの変態がますます喜ぶだけですしね」

若干痛みに顔を引き攣らせるものの、それでも勢い良く立ち上がる二人。

神綺「二人とも……」

夢子「ハーフタイムまで耐えなさい。……控え室でなら、結界に縛られずに魔法が行使できる。そうですね?」



0ch BBS 2007-01-24