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【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】


[972]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/05/16(日) 13:27:03 ID:p3FDTXtQ
パチュリー「……コホン。それで、図書室に何かご用ですか?」

森崎「いや、なんとなく足が向いただけだ。それより体は大丈夫か? 今少しぼうっとしてたみたいだが」

少しだけ意識を飛ばしていたように見えたパチュリーを森崎が気遣う。
こうして改めて見てみると、実に線の細い少女であった。美しい薄紫色の髪と瞳も、彼女の儚さを一層引き立てている。

パチュリー「大丈夫です。……それで。右手に持ってらっしゃる包みはお弁当ですか?」

森崎「ん? ああ」

パチュリーに指摘されて、森崎は右手に持ったそれをひょいと軽く持ち上げて見せる。
青空色のハンカチに包まれたそれの中身は勿論、食べる場所を探すうちにここまで持ってきてしまった、メルラン特製のお弁当である。

パチュリー「先生には説明するまでも無いでしょうけど……図書室は飲食禁止ですよ」

それまで読んでいた本をぱたん、と閉じながら、パチュリーがジト目で森崎の方を見る。

森崎「……む(そりゃそうだよな。今まで図書室なんて利用した事が無かったからうっかりしてたぜ……さて、どうするか)」

A 「それじゃあ、パチュリーはもう食事を済ませたのか?」 パチュリーに振ってみる。
B 「これは別に良いんだ。どうせ午後からは暇だし、後でゆっくり食べるさ」 今は図書室(パチュリー)に用がある。
C 「これはうっかりしてたな。それじゃあ他で食べる場所を探す事にするよ」 図書室を出る。
D その他。何かあればどうぞ。

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0ch BBS 2007-01-24