【天才の】キャプテン霧雨46【邂逅】

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【天才の】キャプテン霧雨46【邂逅】

[125]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2010/03/29(月) 00:45:33 ID:???
シュナイダー「（監督…ハンブルグキャプテンとしての最後の仕事です。やらせて下さい）」

ハンブルグ監督「（全く…プロデビュー目前なんだから大人の事情と言う物も考えろよ。
　　　　　　　　　　　　だがお前の我侭を聞いてやれるのもこれが最後か）」

カルツ「お、おいおい…シュナイダーちゃん、無茶しすぎじゃ…」

シュナイダー「……カルツ。俺の脚から血は出ているか？」

カルツ「……は？…いや、出てないがよ…」

シュナイダー「ならば、まだプレイできる。俺はモリサキのように負傷しているわけでもない。
　　　　　　　　　残り5分とロスタイム。そのぐらいは動ける」

観客「シュナイダー！！」「クラウス、よくぞ決めた！！」「このまま負けるなーーーッ！！」

ディアス「負けるな…って無茶言うぜ」

パスカル「それだけ期待が大きいのだろうな」

足の痙攣を隠し、颯爽とポジションへと戻って行くシュナイダー。
戻り際、そっと観客席を見てみるが…そこにマリーはいない。

シュナイダー「（マリー………前半の点差を聞いて帰ってしまったのかもな。
　　　　　　　　　だが、俺は……お前が見ていなくとも、誇れるお兄ちゃんでありたい！
　　　　　　　　　そのためにも…全力で戦い続けるぞ、全日本…！！）」

カルツ「（さぁーて、どうすっかねぇ。……後3点差、同点でも死ぬほど厳しいぜ）」

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0ch BBS 2007-01-24