【天才の】キャプテン霧雨46【邂逅】

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【天才の】キャプテン霧雨46【邂逅】

[650]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2010/04/03(土) 02:16:00 ID:???
>>B　人間を辞めることについて相談してみる

魔理沙「朝、まだ人間だってお前言ってたけど……どう思うんだ？」

こいし「ん？何がー？」

真面目な相談なのだが、こいしの口調は軽い。
いやに重く反応されるよりはありがたいのだが、軽すぎるのもそれはそれで嫌なものがある。
実に勝手だな、と自分で思いつつ魔理沙は言葉を続ける。

魔理沙「私が人間を辞めてもいいと思うか？」

こいし「んなもん、私に聞かないでよ。自分で考えなよー」

時計を弄りながら、興味なさそうにこいしは返答する。

魔理沙「それはそうなんだが…………ほら、お前の見解を聞きたいんだよ。
　　　　　妖怪側からの意見も参考になるかもしれないだろ？」

こいし「ん？個人的な意見を言うなら人間なんてやだなー。老いるし弱いし」

弱い、というこいしの何気ない言葉が、やけに魔理沙の耳に残った。
確かに霊夢や魔理沙といった数少ない例外を除けば、妖怪とまともに渡り合える人間はいない。
妖怪は個体の能力という面においては絶対的に人間よりも勝っているのだ。

魔理沙「（何も使わなくても空飛べるしなぁ）」

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0ch BBS 2007-01-24