【天才の】キャプテン霧雨46【邂逅】

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【天才の】キャプテン霧雨46【邂逅】

[667]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2010/04/03(土) 20:39:33 ID:???
>>B　【人間】であることを辞めたくはない

魔理沙「（……………………………………）」

人間ということに固執する必要もないように思える。
魔法使いというものは魔術の探求ゆえに、長い寿命を必要とする。
このまま魔法使いを続けようと思えば、人間であることを辞めるのが正道だろう。
むしろ人間であるほうがマイナス面が多い。
………ならば、どうしてこんなにも悩んでいるのか。

魔理沙「（……ああ、そうか。私は、人間を辞めたくないんだな）」

その答えは、考えれば…当然のように心の底から湧き上がってきた。
人間であることに未練がある、立ち位置が変わるのが怖い、人として最後まで在りたい。
どれも正解で、どれも正解でない、そんな気がする。この答えは理屈ではない。
魔理沙の心、魔理沙を形作っているものが自然に発したものだ。

魔理沙「（うん…。私は、人間だ。霊夢みたいに努力なしで妖怪とやっていけるほどに強くはないが…。
　　　　　　それでも、人間を辞めたくない。……人間を、続けよう）」

人間を辞めたくないということ。妖怪へと変わることを拒むこと。
一度自分の中にあったその答えを認めてしまえば、それが頑なな決心へと変わっていくのに時間を必要としなかった。

魔理沙「………よしっ！おい、こいし！私は人間を辞めないぞ！
　　　　　【人間】霧雨　魔理沙として最後まで戦い抜いてやるぜ！！」

こいし「ふーん、あっそ」

魔理沙「…………………（割と重大な決心なのにこの扱いかよ！）」

※魔理沙の意思が【人間を辞めない】に決定しました。変更する際には判定でJOKERを必要とし、それ以外の方法では変更できません

前次写

0ch BBS 2007-01-24