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【ポストプレイヤー】キャプテンEDIT3【大前】
[469]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/04(日) 21:46:05 ID:???
喜びに沸く鳴紋勢とは逆に、浪野は追加点を取られ苦しんでいた。
浪野のキーパー「くそっ! 今のは会心のセービングだったはずなのに!」
浪野の3番「あの1年、思ったよりやるみたいだ。これからはやりずらくなるな」
浪野の11番「まあ、今は守備よりも攻撃を考えようぜ。鳴紋を相手に2点を追うんだ。今までのやりかたじゃ、きついぜ」
浪野の7番「2点差、か。追いつけるのか?」
7番がしみじみと言うと、一同黙り込んだ。
明らかに地力に差がある相手に、2点差。その事実の重さがヒシヒシと圧し掛かってくる。
しばらく続いた沈黙を破ったのは、FWの9番だった。
浪野の9番「……なあ、みんな。こうは考えられねえか? 俺たちと鳴紋の差は『もう2点差』なんじゃない。
『まだ2点差』なんだ、ってよ」
浪野の8番「? どういうことだ?」
浪野の9番「俺たちと鳴紋の試合は、一方的に虐殺されるのが常だった。昔だったらこの時点で4点差5点差は当り前さ。
だが、今はどうだ? 連中は何本もシュートを放って、まだ2本しか入っていない。連中の攻撃力は、明らかに落ちている。
エースの早瀬が負傷交代したのを抜きにしてもな」
浪野の6番「確かに、な」
浪野の9番「鳴紋の力は、明らかに小豆沢世代がいた頃より衰えている。……まだ、俺たちでも付け入れるはずだ」
浪野キャプテン「け、けどどうやって?」
浪野の9番「……今のままじゃ、明らかに攻撃の駒が足りねえ。こうなったら、守備要員も引っ張り出して全面攻撃しかねえ」
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0ch BBS 2007-01-24