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【ポストプレイヤー】キャプテンEDIT3【大前】
[760]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:29:19 ID:???
菱野「まあ、私もサッカー部のマネージャーですから。監督も色々ご教授してくださいますし……」
照れ臭そうに笑う菱野。
大前(菱野さんの言う通り、忠賢はかなり攻撃重視の布陣だ。ガンガン点を取りに攻めていく構え。
……聞いた話だと、そこまでアグレッシブなチームではなかったはずだ。それなのにこのフォーメーション。
何の理由があるんだ?)
そう訝しむ大前。
実況「コイントスの結果、忠賢の先攻と決まったようです。そして今、キックオフ!」
省17
[761]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:30:19 ID:???
氷潤の11番「ぬるいパス出してんじゃねえよ……やりたくもねえのに、思わずカットしちまったじゃねえか」
忠賢の9番「くっ、だったらボールを返しな!」
すぐさま奪い返そうとするが、
氷潤の11番「相手をするのも面倒くせえな……六波羅っ!」
ボランチへのバックパスで逃げられる。
大前「……トップ下じゃなく、ボランチに戻した? まだ序盤だって言うのに、後ろに回し過ぎじゃないのか?」
省33
[762]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:32:12 ID:???
忠賢の11番「ちっ! スカした顔してんじゃねえ!」
スライディングでボールを奪いに行く11番。
六波羅「ふん……」
だが、六波羅は軽く鼻を鳴らしながら回避する。
忠賢の9番「やるな六波羅! だが一人で駄目なら、二人だ!」
忠賢の7番「これでどうだ!」
続けて、残ったFW二人もチェックに行くが、六波羅の涼しい顔は崩れない。
六波羅「おっと? 流石にキツイな……」
後ろ足でボールを捏ね、身体を入れ替えて守り、巧みにキープする。
省24
[763]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:33:26 ID:???
氷潤の7番「へへへっ! ど真ん中が、がら空きだぜ!」
そしてそれを、スペースに走りこむ氷潤の10番に渡した。
氷潤の10番「ナイスパスっ」
実況「おっと、これは上手い連携だ! 六波羅くんがキープして相手フィールダーを引きつけ、サイドにはたく。
そうして生まれたスペースに、トップ下の10番を走らせて折り返すように渡す。地味ではありますが、効果的です!」
忠賢の8番「ちっ! させるか!」
氷潤の10番「おおっと! 怖い怖い!」
省30
[764]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:35:01 ID:???
実況「決まりました! 前半3分、氷潤中が早くも先取点です!
ボールを戻し遅攻を掛けるかと思われましたが、六波羅くんのボールキープで相手を引きつけ、逆に速攻!
鮮やかにゴールを奪います!」
大前「上手いな。派手さは無いけど、巧みに練られた攻撃だ。ボールキープにパスワーク。いずれも相当な練習の後が見える。
サッカーの基本に、愚直なまでに忠実って感じだな」
菱野「それに今の11番の方のシュート……見た感じですが篠田先輩のものと同じぐらいの威力はあると思います。
省52
[765]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:36:59 ID:???
忠賢の9番「……この時を待ちに待ったぜ! 喰らえ!」
ミドルシュートを放つ9番。だが、その前にいたのは、
三井寺「やっと俺の出番か。退屈していたところだぜ!」
大前「! アイツは――」
かつて大前のヘディングを防いだ氷潤の3番――三井寺。彼がシュートをブロックに行く。
そして、
ポスン。
そんな軽い音が聞こえてきそうなほど、簡単にブロックする。
三井寺「なんだこりゃ? シュートにしちゃ威力が無いけど、俺へのパスかい?」
省31
[766]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:38:04 ID:???
三井寺「やれやれ、歯ごたえが無いねえ。じゃあ、折角ボールを貰ったことだし――それっ!」
受けたボールを、強く前線に蹴り出す。その先に佇んでいたのは、先程に先取点を挙げた11番だった。
パスワークで攻めこむために、前掛かりになっていた忠賢中。チェックにいけるのは、ラインを上げていたDFのみである。
忠賢の5番「野郎! 追加点は入れさせねえぞ!」
忠賢の4番「そいつをこっちに寄越せ!」
氷潤の11番「やだね」
省31
[767]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:39:04 ID:???
忠賢のキーパー「舐めやがって……そんな距離からのシュート止めてや――!?」
バチィ!
発奮してキャッチにいったキーパーだが、思った以上の威力にボールを押さえきれず、弾いてしまう。
そこへ氷潤ツートップのもう一方が、こぼれ球へ走りこんでくる。
氷潤の9番「へへっ! ごっつぁんゴール、頂きだぜ!」
バランスを崩したところへ、近距離からのシュート。追加点は決まったものと誰もが思ったが、
忠賢のキーパー「ぐぐぐっ! ――――このおっ!!」
省25
[768]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:40:04 ID:???
ピィイイイイイイイイ!
実況「氷潤中、ここで追加点を奪います! 前半終盤の今、ゴールを奪えたのは大きい!
後半は後攻の氷潤ボールから始まるのです! 追いつくために、それを奪いに行かなければならない忠賢には、厳しい展開だ!」
大前「浪野とほとんど同クラスの忠賢に、これだけ一方的な展開か……パワーアップした氷潤中、こいつは手強い相手になりそうだぞ」
菱野(大変ですわ……これはしっかりとデータを取らないと!)
… … …
省2
[769]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:41:11 ID:???
二岡「はんっ、鈍いぜ。……おりゃあ!!」
忠賢の11番「ぐはぁ!?」
実況「忠賢の11番、吹っ飛ばされたぁーっ!!」
サイドバックに転向した二岡のタックルが、相手のドリブル突破を阻む。
三井寺「もっと気合いを入れろ。相手がこんなんじゃ、勘が鈍る」
忠賢の9番「……ど、どうやって点を入れろっていうんだよ、こんなの相手にさぁ……?」
実況「三井寺くん、固い! またボールを取った!」
センターバック三井寺は、一本もシュートを通さない。
省24
[770]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/04/09(金) 01:42:36 ID:???
大前「……今回の氷潤は強いな。タレントの数ではウチが優っているけど、あの隙の無い試合運びは怖いな。
万が一ポカをやらかすと、危ないかもしれない」
思った以上に一方的だった試合に、大前も背筋に冷たい汗が流れる。
大前「(そしてあの3番、格段に固くなっている。……俺が確実に入れるには、クリアボムしかないのか?)菱野さん。
この試合の氷潤のデータは、どれくらい取れた?」
菱野「え? あ、はい。それなんですが――」
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0ch BBS 2007-01-24