【宿敵】小田Ｊｒ．の野望１１【天敵】

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【宿敵】小田Ｊｒ．の野望１１【天敵】

[47]小田ジュニアの野望＠人気投票開催中：2010/03/31(水) 20:04:23 ID:rn0b0sz+
大空大地「てへへ。そうあんまり騒がないでくれよ。俺は兄ちゃん見たいな全世界を相手取る選手
じゃ無いんだから。単なるみんなのＯＢだよ」

もともとそういう性格なのか、屈託のない笑顔で答える大地。しかし、ここにいるみんなは知っている。
この選手は恐らく兄と同様…もしくはそれ以上の逸材であるということを。ただその性格は常に向上心が溢れ
上を目指す兄とは違い、その名の通り大地に根を下ろし、みんなの笑顔が大好きな人なつっこい。
兄が世界を転々としていたのに対し、彼は高校在学中からずっと南葛ウイングスにいる天才である。
海外からのオファーも両手で数えられないほど来ているにもかかわらず、いまだここに収まっているのは
兄に対するアンチテーゼなのだろうか？いや、単にこの場所が大好きだからなのだろう。

瀬名「あら？大地君じゃない。ひっさしぶり！元気してた？」

練習も開始したばかりでドリブル練習を志願してきた選手達を中心にランニングを行っていた今川瀬名
だったのだが、あわただしい雰囲気に気づいたのかランニングを中断させるとその渦中に入っていく。

大地「久しぶりです！瀬名先輩！相変わらずお綺麗ですね」

恐らく過去に何度か出会っているのだろう。瀬名と大地は顔見知りのようでたわいもない話を開始する。

瀬名「まぁ、私はもうおばちゃんよ。で、大地君はまだいい人いないの？そろそろ考えないと」

大地「ははは。俺はまだサッカーが楽しいですからね。でも子供は好きだからいつかは欲しいです」

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0ch BBS 2007-01-24