【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】

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[124]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/04/03(土) 21:45:13 ID:???

こいし「ちょっとちょっとー。私が知りたいこと全然話してくれてないよ？
　　　　地上のお話、もっとしてってよ」
さとり「地霊殿までやってきて疲労を溜めた人間に無理言うもんじゃないわ。
　　　　こいしが知りたい事は、寝るまでの間、私が教えてあげるから、ね？」
こいし「……いらない。私はお姉ちゃんじゃなくこの人間の人から聞きたいんだもん」

地上の話を聞きたがっていたこいしは、表情には余り表れてないが、声音に不機嫌さと……沈んだ感情が漂っていた。
姉のさとりのフォローも効果はなく、僅かに逆効果すら与えたようで……さとりは浅く溜め息をついた。

さとり「(こいしちゃんが何かに興味を持ってるのを喜ぶべきなのかしら……。いえ、まだ早いわね)
　　　　松山さん待ってください。最後に一つ、私から話と、質問があります」

松山が立ち去ろうとしてた足を止めた。
そういえば会話の最初に、さとりからも話があるとか、そのようなことを言われてたのを思い出した。

こいし「え？地上の話してくれるの？」
さとり「それは後日にしなさい。私が知ってる話を聞いても仕方ないでしょう？
　　　　松山さんに知っておいてほしいことなの。私とこいしのサッカーの能力を知っておいて貰わないと」
松山「！(そうだ……地底での試合云々の前に、知っとかなきゃならないことだったな)」

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0ch BBS 2007-01-24