【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】

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[227]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/04/06(火) 00:12:09 ID:???

>>226
新と帰ってきたではどちらが呼称普及されてるんでしょうね？

Ｅ　空中でトルネードのように一回転して撃つシュート

幾つかの強化プランの中で、インパクトの瞬間、ボールをより前へと推進させる力を与える改良にも揺れたが。
やはり自分に足りない威力を補うのが先決だと思い直した。
といっても基本的なキック力をすぐに増加させる手段はそうない。
悩んでいる中で、資料の中からある選手の特徴的なセービングを見つけた。
非力な体でも、高威力なシュートに負けないよう編み出された緑髪の子のローリングセーブに、松山は発想を得た。

松山「(そうか……威力面を解決できるとはいえ、これは初期のアイデアから外してたな。
　　　相手ディフェンスのプレスに曝されながら、ボールを前に素早く回転してシュートのバランス維持は難しい。
　　　だけど、今の俺なら……もしかしたら可能なんじゃないか？)」

今更強力なシューターになれるとは思えないし、徒労に終わる確率が高いとは思う。
が、しかしこのアイデアを、努力も挑戦もしないまま投げ出しても良いものと……そうとも思えなかった。

松山「(一度練習はしてみるか。例えグラウンダーとしちゃ駄目でも、体の捻りを加えて威力を上げる着想。
　　　この方向性を忘れなければ、いつか花を咲かせるかもしれないしな！)」

改良点を威力増加に決めた松山は、資料を壷の中へ入れて、他の本もクローゼットに仕舞った。
続けて魔法の法衣を着て、バッグに魔法の玉と、備えでガントレットも入れておく。

松山「もうすぐ灼熱地獄跡に出発……灼熱……魔法の玉は使いどころよく考えよう。
　　 (でも熱いんだろうな……北国育ちの俺がそんなところ行って大丈夫なんだろうか……)
　　　何にせよ、この試みでシュート練習するのも帰ってきてからか。さて支度は
　　　シャンハイ、そろそろ出るぞー。」

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0ch BBS 2007-01-24