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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】
[228]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/04/06(火) 00:13:14 ID:???
松山が出発準備する傍ら、もっぱら部屋の掃除用具を点検してたシャンハイが、呼びかけを聞いて飛んできた。
一緒に部屋を出て、歩くと……主人であるさとりが正面から歩いてきた。
さとり「おはようございます。 昨日はよく眠れましたか?
そうですか。あの子達のベッドメイクも上達したみたいですね。
これから出発……はい。私もお燐に、旅の扉の捜索を言いつけてきましたから、すぐ向かえますよ」
松山「…………」
相変わらず会話いらずと便利に思う半面で、何を読み取られてるのかと恐々してしまう。
松山とて、知られたくないことは数多くある。 過去のトラウマを全て見通されてることを今更意識した。
さとり「安心してください。私が読めるのは表層の思いのみ。
記憶まで覗くには、催眠術をかけて表層まで浮かび上がらせるしかありませんので。
さて……どうやらまだ準備は出来てないみたいですね。倉庫へ案内しますから着いてきてください」
促され、後ろを歩きながら……
こうしてさとりと一緒にいる男性を見れば、何故か暴れて、襲いかかってくる地霊殿のペット達について思う。
ペットというからには、さとりに可愛がられてるだけに、撃退方法も穏やかにがいいだろうかと考えると。
さとり「タフでやんちゃな子達だから、十数本のナイフが突き刺さってもケロッとしてますから平気です。
倉庫は、あの曲がり角の先です。 鍵は先日渡しましたね? それでは準備出来次第玄関ホールへ来て下さい」
松山「(あとはこちらの準備だけってことか。 さとりさんと何か……話しておくか?)」
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0ch BBS 2007-01-24