【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】

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[397]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/04/13(火) 00:22:28 ID:???

本にかじりついて……幾度も頓挫する回数を重ねてきた。
国語には強いが、自分が勉学に向いたインテリタイプでないことを痛感してきたが……
この夜でとうとう、松山はスカイドライブ指南書を完読できた。

松山「やった……ついにやったやり遂げたぞぉ！
　　　まだ頭で理解しただけだが……明日の練習で試行すれば本番の試合でも問題なく撃てそうだ！」

浮き球に限られるとはいえ、得点機を逃さない切り札を手中に収めた。
さらに余った時間を用いて、松山は続けてインターセプター……は途中でギブアップしたが、もう一冊を読み進めた。
クイックダッシュカット……抜群な反応の良さと機敏な動きを要求されるパスカットのスキル。
理論の上では理解した、が……松山には不安が残った。

松山「スピード……真似は出来ても、森崎や新田みたいに瞬発力に秀でたタイプじゃないと使いこなせないだろうな。
　　　習得はしたけど、使うにはインターセプターを身につける位の才と、理解を深めないと……」

その段階に至れば、パスカットでなら複合技の習得すら可能になるやもしれず。
発展途上ではあるが、着実な進歩に充足感を抱く。そこで身体の回復をせっつき促す睡魔が欠伸となって現れた。

シャンハイ「後の片付けは私がします。だから光様はもうお休みになってください」
松山「……悪い頼んだ。 (地底での日々ももうすぐ終わりかな。遣り残しがないようにしないと……zzz)」

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0ch BBS 2007-01-24