【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】

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[398]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/04/13(火) 00:25:27 ID:???

同刻。地霊殿の中で新たな動きがあった。
古明地姉妹が松山との面会を終えた後。さとりが気付いた時には、妹のこいしは早々いつの間にか姿を消していた。
いつもながらの気まぐれな行状に嘆息を残して、さとりは部屋で、姿が変わった事で測り直したお空の寸法を纏める。
サイズの調整について思い悩ませてると、部屋のドアが少し乱暴にノックされた。

さとり「あら……珍しいですね。私と直で話しにくるなんて」
萃香「ん、まぁね。外せない野暮用でさ。……ここじゃなんだから、場所を変えないかい？」

深夜の鬼の訪問。
ぶしつけな振る舞いではあったが、来訪の真意を読み取ったさとりは、躊躇う気持ちを抱きながら承諾した。

萃香「話が早いね。読心もこういう時は便利でいい！ささ他の邪魔がない内にきちっと決めるとしようか！」

研いだ牙を見せるように好戦的に笑う萃香に、さとりもまた静かに……うっすら笑って申し出を受けた。

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0ch BBS 2007-01-24