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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】


[529]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/04/21(水) 00:45:30 ID:???

C 萃香の部屋へ行く


外から部屋の扉を閉めると、マッドテンションな喋り声も聴こえなくなったので、松山は安堵した。
落ち着いた思考で、ひくいどり寄りの考えをしてみる。

松山「(まぁやたら喧しいけれど、ソックスの件とか根に持つタイプじゃないみたいだし。
   むしろ一緒にサッカーの試合する俺と親しくしようとしてる……そう考えればいい奴、なのか?)」

それにつけても、あの話しかけを昼夜問わずは勘弁してほしい……。
そこでふと松山は、地霊殿に来てから萃香とろくに話さず顔も合わしてないと思って、訊ね先を定めた。

松山「俺も最近何かと忙しかったからな……萃香さんきっと暇してるだろうし。
    準備もおよそ整ったから、試合の日取りもハッキリさせとくか!」

一路、目指すは萃香の部屋。
が、暇を持て余してるのは誰あろう伊吹萃香。
元より大酒豪。更に久々に地底に戻り、地上の幻想郷では呑めずにいた地底の酒を目の前にしているのだ。
更に松山が出資して買った酒虫もあって……休暇をどう過ごしてるかといえば。

松山「おーい……? 反応ないな開けるぞ萃香さんー」

後に地霊殿の主が語る。「お部屋から酒の匂いを消し去るまで、 5 ヶ月の時を要しました」と。
絶句する、夥しい酒瓶がまるで海の様に広がる部屋の中心で、小柄な影が動き手を振って、気さくに声をかけてきた。

萃香「お〜う結構久々だねぇ! 散らかってるけどまぁ入んなよ!」



0ch BBS 2007-01-24