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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】
[539]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/04/22(木) 00:19:31 ID:???
C 7月24日
松山「試合の日は、よし地底を発つ前日にしよう!」
萃香「てことは……24日か。んーその頃にゃ酒も金も切れそうなんだが」
松山が決めていいと豪語したもの、奇妙な観点でごにょる萃香。
関連性が見えず訊ねると、駄目だしを強調するみたいに口と腕の両方で×印を作られた。
萃香「そんなこたないよ〜。私の決死結界は酒ちゃんあってのもんだからね。
でもそれはこっちで何とかするから、光は気にせんでいいよ」
相も変らぬ気楽な口調だが、相手のことに構うより自分の勝利に集中しなと目が語っていた。
松山「そうだな試合に集中しないと。
萃香さんとの勝負に勝つか否かで、俺の地底での成果、集大成を問われるんだしな」
萃香「グビグビ……そういうことさね。
試合に勝とうが負けようが、さとりの試練を乗り越え地霊殿の協力を?ぎ取った手際……。
それが否定される訳じゃない。したって光の初戦なんだ。勝利で飾らんと。最初からこける訳にいかんよね」
そうは言いながらも、決して手は抜く気はないと言って締める。
萃香の言う通り、トラウム・アドラーズとしてではなく、松山光個人の願望を叶える為の第一ステージ。
図らずもチームメイトながら最初の相手を勤めることになった萃香は、松山の顔を見つめながら道程の先を思う。
萃香「(守矢カップか……私との試合が前座に霞む位に手強い舞台になるだろうね。
だから私が確かめないと。地底で無為に時間を過ごしたんじゃないと。これから戦い勝ち抜けるかどうかを。
いつ如何なる時でも豪放に、磊落に。 連なる森羅万象に太く笑っていられる……鬼になれるかどうかをね)」
口にはせず思うだけに留めながら……萃香は酒の味を楽しむだけに。 また松山から話を提供することになった。
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0ch BBS 2007-01-24