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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】


[618]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/04/25(日) 22:29:10 ID:???

こいしの気になるところ →  クラブ7
スペード・クラブ→ こいし「そんな事より伸びた前髪が気になる……」


松山の練習の誘いに対して、こいしは目を眇めて……松山の(主に頭部)を眺めて、意外な発言をした。

こいし「練習はいいけど、そのね、伸ばした前髪が気になってるんだけど」
松山「え? 前髪って、俺の?」

どこぞの軽業師のように、目まで隠れる程に伸び切った白い前髪を弄った。
こいしを見る。こいしの髪質は姉のさとりと違い、フワフワとしている。
大袈裟な身振りと、ちょこまか動く度に、柔らかな毛先が揺れる。
松山がそちらに気を取られてると、こいしから衝撃的な宣告が下された。

こいし「そーそー。テストの時に、意識の海から形而下の存在まで引っ張りあげた別のあなたがいたでしょ?
     さっぱり爽やか〜した髪型でさ。それに比べると……漂白したワカメみたい」
松山「な。ななななな何ィィィィ!!!? そ、そう見える……か?」
こいし「うんっ。 おどろ〜っと、柳の木の下にいそうな感じだね」

衝撃を受け止めきれずよろめく松山だが、彼とて野暮ったい蓬髪を気にしてなかった訳ではない。
だが、日々の糧を得るなり、その他にもチームを形にする為の勧誘や、コーチに、自己の護身や肝心の練習。
疾走する中、別にしなくても、餓えも死にもせずサッカーできなくなる事もない懸案は後回しにする他なかったのだ。

こいし「だからさ。 地底でやる事結構片付いたんだし、練習の前に調髪したら?
     お姉ちゃんは人間の頭髪の手入れはもっぱら専門外だけど、理容担当のゾンビフェアリーがいるし。
     今日はその子、何の予約も入ってないって言ってたから、私が声かければすぐしてもらえるよ?」
松山「(その申し出は有り難い……んだけど、任せちゃっていいのか?)」



0ch BBS 2007-01-24