【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】

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[806]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/05/03(月) 20:37:14 ID:???

松山「うぎゃあああああああああああああああああ！！！！！！！？目が、目がーーーーーーー！！？」

お部屋にはシャンハイと、OPソングから始まる自家製ダークヒストリーが待ち受けていた。
見覚えだらけの筆跡が並ぶ文面を直視できず、眼窩まで焼かれたように飛んで、跳ねた。能力ゆえにダイナミック。
舞い降りるや奇天烈なダンスを踊ってしまう。激しい動きにテーブルに右足をぶつけて倒してしまう。
物音に一瞬、取り戻した正気と視力で、呆然としてるシャンハイに向いて問うた。

松山「し、シャンハイ……あのさ、これさ、中身、見た……のか？」

松山に怪我がないか確かめる為、至近距離に来ていたシャンハイは……
沈痛そうにだが、主人の問いに偽れずに、注意深く見なければ気付かない程度に、頷いた。

松山「うごおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！？」

恐るべき知力の兜の副次効果と作用。
鈍感、純朴、サッカーに打ち込んできた松山少年を、まんまと発病させたのであった。
焼き鏝を充てられたかのような羞恥心と、転がり回って摩擦された背中の熱さが等しくなってから……。
松山は、幽鬼の如く立ち上がった。
熱に浮かされるかのようなよたつく足取りで、引っくり返ったテーブルの横のノートに手を伸ばして……

前次写

0ch BBS 2007-01-24