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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】
[839]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/05/07(金) 08:18:09 ID:???
Aこいし
松山は、勇儀の相手はやはりこいしに任せることに決めた。
鬼の双方を一人で相手するのは、チームメイトを信頼してないことにもなるし、過度の負担で後半まで保つか怪しい
こいしはその判断を受け入れて、嬉々として快諾した。
こいし「中盤でルックアップしたり攻め方考えるMFや、ボール受けようとするFWに不意打ちは得意分野だもん」
松山「こいしちゃんと試合する時は、常に気を張ってないとボールをあっさり奪われかねないわけか」
こいしの高い守備力や、せりあい強さは、それが反映されてるのだと松山は気が付いた。
ボールを奪うのに、わざと体勢を崩したりフェイントをかけたりしなくても、全てのプレーが死角からになるのだ。
常に奇襲に備えてドリブルやキープをする精神状態を思って、松山はこいしが敵でなくてよかったと安堵した。
松山「まぁ、そういうわけで当初通り勇儀さんのマークを頼む。……無駄に時間を使わせちゃったか?」
こいし「無駄なことないよ。面と向かってマークしろって言われたからには、張り切ってやりますよ〜。
第一、お姉ちゃんやられた借りはきちんと返済しなくちゃね」
こいしが笑みを濃くして言った。
日頃そんな態度を見せないこいしの口から、意外にも姉を気遣う言葉が出て、松山は目を瞬かせた。
が、それについてで何かを口走る前に……。
松山「っ! いない……用件は終わったってことか。唐突な子だな、ほんと……」
*こいしの【スーパーエゴ】発動が、ハート7以上・スペード・クラブ時に変化しました。
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0ch BBS 2007-01-24