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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】


[855]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/07(金) 23:50:50 ID:???

F ここまで来たんだ試合を観戦していかないか?



釈明は聞き届けた、とピルロは言った後、不機嫌そうに鼻を鳴らして、松山達と別れた後の話を喋りだした。
パルスィの恨みがましい目線から離れたい心の賜物か、橋の修理は期日通り万全に終わらせて……。
旧都へは辿り着いたが、何せ広く未踏の地。
また空中を飛んでる時にはちょっかいをかけられ、退けるに時間をかける事が多く、捜索も進まなかったのだと話す

ピルロ「今日ここで、なにやら起こると聞いて足を運んだのは、間違いではなかったようだな。
     しかし全く……貴様達を探すのに無駄な骨折りを重ねたのだぞ? どう詫びてくれるのだ?」
松山「あ〜……(詫びろといわれても。ごめんというのも違うしな。そうだな……)」

松山はここで会えた奇遇と、詫びに変えて今日の試合をピルロにも観戦してほしいと話した。
しかしピルロの反応は、松山の望んだのとかけ離れて実に冷淡なものだった。

ピルロ「はっ、何かと思えば……剣で切り結びもしないお遊戯な球遊びを見て行けと? くだらんな」
松山「おい。……遊びじゃないぞ。 俺も萃香さんも真剣勝負なんだ」

ピルロの物の見方だろうが、サッカーを遊びと小馬鹿にされるのは我慢ならず、松山も不機嫌を露にして言う。
それが伝わったかどうかはピルロの表情からは読み取れないが、彼も少しばかり口調を改め譲る態度を見せた。

ピルロ「ふん、まぁ、しかし……今の私は目的もなし、それにこのまま帰るのも味気なくはある。
     ロザリアへの土産話も欲しいところだが……」



0ch BBS 2007-01-24