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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】


[915]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/09(日) 22:26:12 ID:???

発表をする直前、松山と蛍光灯?の間に何かが入った。
宙を漂う雲のようなモンスター、ギズモ。
入道のように顔らしきものもあって、半分期待半分不安といった割合の表情をしている。

松山「FWはオーソドックスな形で、H番、ギズモ。J番、マムルだ!
    承知の上だろうが生半可なシュートは、みすみすボールを萃香さんに渡してしまうだけだ。
    マムルの競り合い……スルーも駆使して、だけど大きな隙を見つけるまでシュートチャンスはないと思え!」

ここはきっぱり、冷然と言ってのけた。
ここまで磨きをかけた松山自身のシュートでも、必ず通用するか怪しいのだ。
ギズモ達でも、萃香を疲労させる意味はあるかもしれないが、悠々温存キャッチされる可能性は十分予想がつく。

松山「(厳しいかもしれないな……だけど言っておかなきゃいけないことだった。
    反発ないといいんだが……反発か。
    今ならルーミアちゃん達を説得もできるか……? って何を考えてる! 試合に勝つ事だけを考えるんだ!)」

幸いに、反発に関しては杞憂だった。
心を読み、大局や、きっと試合展開もある程度読めてるだろうさとりが、ペット選別時に話して聞かせてたのだ。
流石にそこまで与り知らぬ松山は、ギズモが素直に聞き入れてくれたことに安堵し、改めてGKから反芻した。

松山「(……全ての準備は整った。
後は、俺と萃香さん達のどちらに勝利の女神が微笑むか……いいや。俺は女神様に微笑まれたりしないか)」

道具店先での、早苗の非難が蘇る。
今の松山に、フィールドの外で祈ってくれる女神など存在しない。
勝利は自分の手で。 否、足でもぎ取ってみせるしかない。
決意を新たに固めてから、遂に萃香と真正面から対決するときが近づいてることに、武者震いが起きる。

松山「(開始までは後少し。最後にやっておくことはないか?)」



0ch BBS 2007-01-24