【サッカー？】城山正の挑戦１７【たまにします】

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[222]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2010/04/14(水) 23:14:24 ID:oe1gwVBU
美津乃「仕方ない。今日は歩いて帰るか」

よっこらせっと立ち上がりノビを一つする。

城山「んじゃ、送るよっていうかオレも今日は実家だ。まだ親にも一人暮らしするって言ってないし」
美津乃「そっか。よかったら車出すよ？荷運びとか買出しとかあるっしょ」
城山「サンキュ」（無料かなぁ？それはそれで後が怖いけど）

言葉をそのまま受け取れないのは日ごろの行いゆえか。
月から静かな光が降り注いでいるが、町の明かりはそれよりも何倍も明るく夜道といっても明るかった。

美津乃「わざわざいいのに。そんなに遠くないし」
城山「美津乃ちゃんにアレコレしようなんて酔狂な奴がいるとも思えないしな」
美津乃「ぶつよ？」

言ったときにはすでに城山にソーラー・プレキサス・ブローが突き刺さっている。

城山「ぐぼ……ビールときゅうりが出る」

鳩尾を押さえて立ち尽くす城山。へたり込まないのは耐性がついたのか、美津乃が手加減したからか。
そのまま城山を置いて進むと突然強風が吹きスカートがはためくのを慌てて押さえる。
反射的に前のほうを押さえてしまったので後ろにいた城山には見えてしまったかもしれない。

美津乃「……見た？」
城山「♪ 肌色」

左手は鳩尾を押さえたまま親指を立てる城山。

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