【サッカー？】城山正の挑戦１７【たまにします】

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[387]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2010/04/30(金) 01:15:17 ID:RRv/IGaY
意識を取り戻すと前回みんなで能力アップのたねをかじったところだった。

ピノ「さー今度はどんな冒険をしようか？」
ドン「もう月が城の向こうに沈んだぞ。ちっとでも寝かせてくれ」
チナ「……一度冒険者の店に戻って仮眠でもとりましょう。それから次の冒険のことは考えても遅くはありません」

くぁっと欠伸をするチナ。彼女もまた魔法を使っているので精神力が減っている。

ズナッフ「決まりじゃな。ひとまずワシらは宿に帰る。またなにかあったら連絡をくれ」
バステト「ありがとうございました。このご恩はいずれ」
ルドルフ「うむ。苦しゅうないニャ。褒めて使わす」

猫主従に見送られ夜の街を行くシロヤマンズ。湧き上がる観衆も騎士叙勲もない凱旋だったが、
ひとつの仕事をやり終えた満足感で心は晴れやかだった。
夜更けの宿に帰ると主人が出迎えてくれ、簡単なスープとパン。それに皆に一杯ずつエールを奢ってくれた。
五臓六腑に染み渡るアルコールでメンバーはそのまま心地よい睡眠に入るのだった。

＊　＊　＊

主人「ゆうべはよくおやすみでしたね」
城山「どうやったら、おたのしみでしたね、になるのか教えてくれ」
主人「姫を救出しないとダメですな。もっともここの王国に姫はそもそもおりませんが」

夢も希望もないことを主人に告げられがっくりと仲間のテーブルに戻ってくる城山。

ズナッフ「これで全員そろったな？」

パーティーのメンバーを見回し全員揃っているのを確認する。

ドン「結構いろいろな依頼が入ってるな」
ピノ「これ凄いよ。賞金２００００ガバスで魔竜シューティングスターを討伐してくれって」
城山「傭兵王に自由騎士と黒衣の騎士をつれて来い。話はそれからだ」

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