【サッカー？】城山正の挑戦１７【たまにします】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[750]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2010/05/23(日) 15:39:42 ID:/PDstfSU
公道最速伝説？→ 5 7 　㎞＝違反は違反だが捕まえるほどではなかった。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
あと少し気づくのが遅れれば回転計の針は振り切られ、光速のシフトアップでスピードメーターも振り切っていただろう。
そうなっていれば、よくて免停。悪ければ違法改造だの交差点安全進行義務違反だの安全運転義務違反に警官侮辱罪だの
諸々おまけをつけられて取り消しまで行っていただろう。さらには莫大な罰金も請求されたに違いない。

美津乃「うひー。あぶないあぶない」

バックミラーでミニパトがぴったり追走してきているのを確認しながらアクセルを緩める。
一瞬振り切ってしまおうかとも思ったが、ナンバーなど当然控えられているだろうし、ある意味顔も売れているのだ、
逃げ切るのは無理だろう。

美津乃「……それにしてもいつまで付いて来るんだろ？」

マーチのスリップストリームについたままのミニパトをにらむ。
完全にマークされた美津乃は教習所以来久しぶりに交通法規を守り、模範ドライバーとして既に市内を３周している。
高回転域で力を発揮するマーチのエンジンは道交法遵守の巡航では、燃費も悪く心なしか音もおかしくなってきている。

美津乃「あーもう！」

今日はどれだけついていないんだと、己の運命やら宿命やら薄命やらを呪う。

美津乃「……美人だし、しゃーないか」

突っ込む者もいない寂しいドライブは地球の温暖化に拍車をかけただけで終わる。
もっともＣＯ２がどうの排気ガスがどうのと世間が騒ぎ出すのは、当分先の話である。

前次写