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【さとりのトラウマ】幻想のポイズン31【反町一樹】
[352]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/04/08(木) 19:16:50 ID:???
>B.「そのままお前が持って上がれ!」 穣子に自分で切り込むよう指示
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穣子「……おっしゃあ! 任せときなさいッ!!」
こいし「へぇ!?」
お燐「にゃあっ!?」
さとり(…………またもや奇想天外な。 もしかして、舐められているのでしょうか?)
反町の指示を受け、大声を上げながらボールを持って上がり始める穣子。
ボランチとして、積極的に攻撃参加をするその姿はある種当然の事なのだが……。
しかし、穣子の能力を知っている者たちは思わず目を丸くして驚く。
オータムスカイズの秋穣子といえば、ディフェンスは得意であるがオフェンスはまるで駄目。
今まで攻撃参加というものをした事など殆ど無く、ボールを持てばすぐに誰かに渡すのが常だったのだ。
先ほど、リグルにグラウンダーのパスが渡った時と同様、地霊アンダーグラウンドの選手達。
そして、観客達は穣子の中央突破に驚き、半ば放心をするのだが……。
雛「きっ、奇策は通用しないわよ、穣子ッ!」
穣子「来たわね、雛ッ!」
そんな中でいち早く事態に対応をしたのは、逆サイドの反町のマークにつくという役目から解放され。
ようやく左サイドへと戻ってきた鍵山雛。
雛は慌てて穣子の突破を阻もうとプレスをかけてくるも……しかし、穣子はボールを持ったまま。
そのままキープをして一気に抜き去ろうと、後ろに控えるヒューイにパスを出そうとはしない。
穣子(見てなさい、これがヒューイとは違う私の新しい武器……!)
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0ch BBS 2007-01-24