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【さとりのトラウマ】幻想のポイズン31【反町一樹】


[593]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/04/11(日) 16:41:32 ID:???
勇儀「よォォォォしッ! よォくやった、さとりィ!」
さとり「はぁっ、はぁっ……。 ……星熊勇儀」
お燐「さとり様ァ、流石ですっ!」

さとりの超セーブに観客達が沸き立つ中、ゴール前で吹き飛ばされたDF陣、そしてさとりの下へと駆け寄ってきたのは……。
赤い杯を未だ片手に持ったままの星熊勇儀。
そして、吹き飛ばされたさとりとこいし、かりんを心配そうに見ているお燐の二人。
お空も前線で不安そうにさとり達を見つめており……。
さとりは安心させるように、と微笑を浮かべつつ勇儀の手を取って立ち上がる。

さとり「ありがとうございます、勇儀、お燐、それにお空……。 ですが、先ほどのセーブは……」
勇儀「マグレだかどうだかはどうでもいい。 だが、お前さんは確かにシュートを止めたんだよ」

さとりとしても、先ほどのセーブがマグレであるという事は重々承知。
自分の実力と相手の実力の差がわからないほど、馬鹿な選手という訳でもないのだから当然。
しかし、勇儀はそれをわかった上であえてさとりのセーブを褒め、さとりの胸を強く叩く。

勇儀「いい気概だった! そうだよ、諦めてちゃ何にもならんからね!
   さっきのは本当にいいセーブだった、気持ちがこもっていた!」
さとり「勇儀……」
勇儀「さぁ、もう一度ここをきっちり守ろう! 点差はたった1点ぽっち! この程度、私の力ですぐに取り返してやるさ!」
お空「うにゅー、私もだよー」

FWでありながら勇儀がここまで戻り、そして守備の事に口出しをしに来たのは理由がある。
一つは自分のドリブルを阻んだ反町達に対し、こちらもディフェンスで勝負をしてみたくなったというもの。
そして、もう一つはさとりの懸命のセービングに心を打たれ、何としてもその気持ちに応えなければならないと感じた事である。

勇儀(貧相な体つきのさとりがこれだけ頑張ったんだ! 鬼の私がいつまでも前で突っ立ってるって訳にもいくまい!
   さぁ、どんどんかかっておいで! まだまだ試合はこれからだからね!)


0ch BBS 2007-01-24