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【さとりのトラウマ】幻想のポイズン31【反町一樹】


[627]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/04/11(日) 19:32:08 ID:???
さとり(ですが、私は……私は、諦める訳にはいかないっ!)

お燐たちが宙を舞うのを見ながら、懸命に落ちてくるボールに対応しようと飛び上がるさとり。
これ以上の失点は出来ない。
これだけ守って、これだけゴール前を固めて、失点をするなど恥辱の極みでしかなく。
また、堅固な壁を持つオータムスカイズに勝つ為には2点差も開けられるのは絶望的。
絶対に守ってみせると、その拳でボールを弾き返そうとするのだが……。

ボグォッ! ガッ! ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

さとり「あぐっ……!? ああああああああああああああっ!!」

ズザァァァッ! バシュッ! ピピィィィーッ!!

反町のシュート力と、さとりのセービング力の間にある差は気持ち程度で埋められるものではなかった。
マグレは、幸運は、残酷な事に何度も続かないのである。

さとり(こんな……ここまで、力の差があるなんて……)

竹林カップの後から練習に励み、セービングを鍛え上げてきたさとり。
しかし、自身の努力が全くの無駄だった事がこの時はっきりとわかり……。
心が折れたようにさとりは瞳をそっと閉じながら、吹き飛ばされ。
ボールはゴールネットへと音を立てて突き刺さり、得点を告げる審判の笛が鳴り響くのだった。

オータムスカイズ2−0地霊アンダーグラウンド


0ch BBS 2007-01-24